鉱山で栄えた神岡を巡る(2/2)

神岡の中心地は山田川の左右で雰囲気が異なる。右側は生活必需品を売っているような商店や喫茶店が並んでいる。一方で左側には遊郭跡や料亭が並んでいる。
昔の人は右側で飲んだ後、川を渡って左の遊郭に行くような遊びをしていたらしい。
労働者、特に危険と隣り合わせだった鉱山労働者が集まると街には、食や性の欲がはびこる。いびつな構造でほめられたものではなかったのだろうが、そういった街がとても好きだ。
中心街の右側には酒屋・喫茶店・米屋など個人商店が並ぶ。


川を渡ると遊郭街跡があり、そこの建築はよく凝っていることがわかる。


神岡は水が豊富で街のいたるところで水が流れる音がする。共同の水くみ場「柳川水屋」に寄った。

看板にも書かれているが、ちょっと甘みのある水はとてもおいしかった。
街を北へ歩くと神岡鉱業の工場が見えてくる。雪の中、煙突から煙を出して稼働している姿は大きな生き物のようだ。

メーカーに勤務するようになってから、こういった工場を見ると嫌な気持ちになってしまうのだが、ここは景色として別格で見とれてしまった。


もちろん、働いている方からしたらそんな悠長なことは言ってられないだろう。
工場の姿をしばらく眺め、またバスで飛騨高山へと向かった。帰りは普通の路線バスだった。中学生がバスに乗っていた。
飛騨高山からはまたもやキハ85系で美濃太田へ向かった。結局この旅行で飛騨には3回乗ったが、HC85系には乗れなかった。




