球磨川沿いをドライブし水俣へ(一勝地駅・市立水俣病資料館)

水俣に行ってみたかったので、人吉から球磨川沿いを少し走りました。

水害の影響があり、かなり工事箇所が多かったです。片道交互通行のところもありましたがストレスはあまりなかった。
一勝地駅
一勝地駅は球磨村の中心にある駅。肥薩線は運休しているため今は列車は来ません。駅舎は大正3年にたてられたものでかなり風情がありました。また、一勝地(いっしょうち)という名前が縁起が良いとされ、 平日のみ記念入場券を販売しているよう。年間2万枚売れているとか。


九州に行くと川のきれいさに驚く。去年のGWも宮崎に行ったけど、川が良いんだよなあ。四国の川も好きなんだけど、四国・九州は川をもっと推してほしい。
自分は関東の黒い川を見て育ったので、エメラルドグリーンの川を見ると自然と興奮してしまう。


ここから球磨川に沿って更に下流に向け走る。


対岸には肥薩線の線路があるのですが、ありえない角度で傾いている箇所があり洪水の恐ろしさを感じました。


水俣市
水俣市は熊本県の最南端、鹿児島県との県境にある人口3万の市。不知火海(八代海)に面しており、地図を見るとわかるけど、湾・島・川・山がある完結した地形。「海の幸・山の幸に恵まれた風光明媚な土地」と言われるような地形をしているんですよね。
市立水俣病資料館
水俣を知るに当たって、ぜひ行きたいのが水俣病資料館。「水俣病」という呼称じたい微妙っぽいけどここでは、一般的な呼称になっている事実から使わせてもらいます(地名が病名になって差別に使われたという背景がある)。
水俣病は日本4大公害の1つ。「チッソ」という企業が排出したメチル水銀化合物を含んだ海産物を長期間食べたことにより水銀中毒が発生した。 1956年に公式発見され、今でも水俣病であることを認定される・されないで国と争っている患者がいるなど、未だに収束していない公害です。
資料館ではかなり公平な立場で水俣病の歴史を解説している印象でした。
簡単には言えないけど、「昭和の悪いところ」を煮詰めたような公害だなと思いました。企業倫理と言うかコンプラ意識を高める良い例だと思う。企業は利益のために個人を捨てることがあるけど、それが大きなスケールで起きた事例と感じた。
水俣市は「チッソ」の企業城下町。水俣市の税収の50%以上を占めており、従業員も多かった。水俣病はチッソの排水が原因と囁かれていたものの、市や国の繁栄という構造があり、対応を遅れさせた印象がある。
そして自分が一番胸糞悪かったのは、当時のチッソの社長の対応。浄化装置(水銀には効果なし)を導入して、浄化後の水を飲んで安全性をアピールした(ちなみに「実際には有機水銀の排水ラインとは別系統の水を飲んだだけ」説があるらしい)。
外部へのアピールが功を奏して、水俣病は終わったと認識されたらしい。絶対わかっていたとしか思えない。
患者が悲惨で、最初は伝染病と言われ差別を受け、原因判明後も補償金目当ての仮病という差別を受けた。チッソの影響が大きい市内において、水俣病の症状を隠して生活していた人もいたそう。
河口に当たる有機水銀で汚染された土地は安全に埋め立てられ、今は道の駅や資料館になっています。


資料館の屋上からは水俣市を見渡せるのですが、美しい地形なだけに住民の方は悔しかっただろうなと想像します。
水俣に良質な海・港があったからこそチッソの工場が来て(実際チッソは水俣市が誘致した)、自分たちの漁場がやられた形になっています。
水俣駅周辺を歩く
せっかくなので水俣駅周辺を歩いてみることにしましたすごい車で走りにくい普通の地方都市という印象。何か交差点が異様に難しいんですよね。右折・左折先に2択ずつある感じ。このときナビ設定を適当にしていたのでしっかり迷いました。

駅前のとおりには昔ながらの商店が、一本となりの国道三号線沿いにはマックやガストやすき家などがありました。


駅のすぐ近くが元チッソの工場なので、企業城下町であることを感じる。
鹿児島へ戻る
このあと宿泊していた鹿児島駅周辺まで2時間くらい走りました。救急車が走って来たなと思ったら夕方の峠道で正面衝突?したような事故現場に遭遇。早く自動運転が広まってほしいなと感じました。人より自動運転が安全なのは事実っぽいので。
よく言われているけど、手動運転専用のライセンスができるのかもね。自分は車の運転が好きだけど、事故みたいなのを考えると自動運転には抗えないかも。人間の運転が一番信用できないと思うので。
TeslaのFSDが今年度中に日本で使えるようになると言われているけど、FSD使えるようになったらTeslaほしい。高いけど。
今は「車の運転は無理をしない」というポリシーでやっているので、新幹線or飛行機+レンタカーの旅行スタイルが多い。けどFSDが導入されたら多少の無理はできそうなので、Teslaで目的地まで行って車中泊するのが一番よさそうに感じる。
※この話を妻にしたら、「1円も出さないからね。車なんて30万の中古車で十分。30万なら出してあげる」と言われました。なのでTesla購入は無理かもしれません。
ジーノ
ジーノはJA鹿児島直営店。「地のもの」が食べれます。
昨年鹿児島に行ったときは系列の「華蓮」に行きました。こっちが満席だったのでジーノに。ジーノのほうがカジュアル目です。

今回は黒豚の鍋を食べました。やっぱり黒豚は旨味があっておいしい。そしてジーノも華蓮もなんですがいちいち野菜が美味しいんですよね。鍋の写真をしっかり撮り忘れたのですが、この鍋は薬味を使って食べるスタイル。この生姜が異様に美味かった。いつもスーパーで買って食べる生姜とは別物。


ビールと焼酎も飲んで退店。天文館付近は繁華街でキャッチが多すぎてビビる。けど自分には誰も声かけてくれなくて逆にビビる。なんか悔しかった。





