最東端の都市 根室を巡る

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夜の根室
宿に車を停めて外に出ます。

北海道の地方都市の夜が好きです。街灯の感じやナトリウム灯の道路がいい味を出します。ここ一体が緑町商店街という歓楽街なので居酒屋やスナックが立ち並びます。

この日は紋別での思い出もあって絶対に地元民と話すと意気込んできたので入り込みやすそうなところを物色します。
とは言ってもお腹が空いていたのでとりあえず良さげなところで夕飯を食べることにしました。その後に居酒屋に行けばいいですし。
https://maps.app.goo.gl/C8DR3UfgshEJLhoJ8

花咲カニパスタは食べるのが難しかったですがカニの身と出汁がトマトソースと混ざっていておいしかったです。とりあえずワインを飲んでいい気分になって再び外に繰り出します。


地元民が集う居酒屋へ
その中でも一見さんも受け入れてくれそうな評価の良い口コミの多い居酒屋にはいることにしました。

スナックと居酒屋の中間のようなお店で、おばあさんと「ママ」の親子が営んでいました。中には常連さんが数人いてもテレビを見ていました。

最終的には30から60代までの常連客三人と話すことになりました。みなさん根室育ちで根室で暮らしている方でした。



日本酒の写真をうまく撮れるように色々ものをどかしてくれました。
思い出に残ったのは潜水士の方のお話と、北方領土の暖房のない家に住んでいる方の話です。

漁業で栄えた根室。港湾施設を作るのには潜水士の働きが欠かせないようです。その方は泳げない潜水士を自称していましたが、施設の基礎を海底に埋めるのに潜水士が位置決めをしたりするらしい。
隣には基礎をクレーンで沈めるクレーン士の方もいらっしゃいました。クレーンの先の基礎の位置は感覚でわかるようになるらしいです。クレーン士は拘束時間が短いからなったとおしゃっていたのも印象的でした。
その方はご両親が北方領土生まれの北方領土2世らしく、やはり北方領土への思いは強いようです。北海道に行くと北方領土の問題が身近なものに感じます。
後は暖房がない話。鉄板ネタのようで北海道の団地に住んでいるが暖房がなく、一回の家で暖房をつけてくれればあったかいし、最悪カセットコンロで鍋をすることで温まるそう。
みなさん一度は東京に出た経験があるようでなんだかんだで根室に戻ってきたそう。一回は東京を体験したいと思い地方に出たが、根室の祭りに参加したことがきかっけで戻って来たり。

生まれの異なる老若男女が集まる本当の意味での多様性に溢れた場所に感じました。正しい生き方みたいなのが取り沙汰されているような気がしますが、ここは確かに正しさはないかもしれないけど素敵な場所でした。


朝の根室市街
前日に酒を飲むから何でもいいだろうと、ひっさびさにカプセルホテルタイプのゲストハウスに泊まりましたがこれが大失敗でした。自分が人のいびきがする環境で寝れなくなる、というかすぐ寝れなくなる。更に言うと最近は、かなり疲れていない限り妻がいないと寝れないので、そんな人間にゲストハウスは無理でした。夜中ずっとななめ下のカプセルからいびきが聞こえてきてほとんど眠れなかった。
ということで朝早くから根室の街に繰り出すことにしました。日が沈むのが早いだけあって日が登るのも早いです。

最初泊まろうとしていた旅館もありました。こっちにしなかったことを後悔しましたが、夕飯付きだったので前日のような思い出はできなかったでしょう。

前日居酒屋で昔の根室はたくさんの居酒屋やスナックがあって賑わっていた。今はどこも閉まってしまったし言っても若いお姉ちゃんがいないから楽しくないけどな!と言っていただけあり、スナック跡が多い。






歓楽街を離れ根室駅に向かいます。根室駅のほうがちょっと高い位置にあるようで坂を登ります。



なぜかロシアっぽい雰囲気を感じる集合住宅や保育園もありました。


根室駅に着きました。終着駅なのに質素な印象を受けました。


駅には誰もいませんでした。観光客以外に使っている方はいない印象です。



走行している間に宿の朝食の時間が近くなったので戻ります。


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